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幼稚な恋をどうしよう

©紅／リブレ

攻め
転校生のβ
受け
ウリをするΩ

ストーリー
★★★★★
エロ度　　
★★★★★
節約術　
★★★★★

オメガバースではちょっと珍しいβ×Ω。
Ωの花人は、生きるためにウリやってる学生さん。まさにお客さんのをパクッといこうとするところ、偶然高城に見られてしまう衝撃的な出会い。そして、学校へ行けばその高城が転校生として同じクラスに…さあ、どうなる花人のスクールライフ！？
田舎町の学園と言う狭い世界にもあるΩへの差別。それに屈そうになりながらも、逞しく生きていく花人くんの健気さに心打たれ、同時に差別なにソレ？くらいに何ごとにも動じない高城くんのDKとは思えない男前っぷりが頼もしい。若い二人の恋は波乱に満ちていますが、応援せずにはいられません…！
それから、作品にリアリティを添える、花人の貧乏生活が垣間見れる節約術の秘密も見られます♪

恋のはじめ

©加東セツコ／ダリアコミックスe

攻め
世間知らずなお坊ちゃま
受け
貧乏大学生

ストーリー
★★★★★
エロ度　　
★★★
成長　　　
★★★★★

有名な金持ち坊ちゃま×両親を亡くした貧乏大学生のすれ違い格差ラブ。
設定としてはそう珍しくありませんが、攻めが全く擦れておらず素直で真面目な好青年なのがとても好印象な今作。何不自由なく育ち生活能力ゼロだった彼が、受けと出逢い恋をして、だんだんと独り立ちしていく成長物語でもあります。
受けは、給料日前に友人達から昼食のお裾分けを貰うのが習慣になるくらいの貧乏ですが、知り合ったばかりの攻めのアピールにはまるで施しを受けているような惨めな気持ちになり、中々受け入れられません。
が、ただひたすらまっすぐでひたむきで、自分と同じ目線に立って向き合おうとする姿に次第に心が解けて行く。キタ！絆され受け！展開としても王道なのに、過干渉な執事にも毅然な態度を取ったり攻めの男前スパダリ化が著しく、嫌味なく読めます。個人的にボロアパートの畳に飛んだアレをふきふきする一コマに萌えたのでぜひご注目を(笑)同録には、スピンオフ執事の恋、引きこもり君の再会ラブ。それぞれの恋のはじめが微笑ましい一冊です。

王子様には敵わないッ

©秋山花緒／芳文社

攻め
外国人社長
受け
貧乏会社員

ストーリー
★★★★
エロ度　　
★★★
キラキラ　
★★★★★

「君主様には敵わないッ」シリーズのスピンオフ作品ですが、単体でも十分に楽しめます！
一人で弟と妹を育てるという大変な暮らしをしている大和は眉毛も太めで黒髪短髪という、ビジュアルはTHE・日本男児そのもの。家族の為にと頑張りすぎる面もありますが、ツンツンしすぎず、かといって待っているだけのタイプでもなく、と丁度良い男前受けでした！
対する攻めはオタク・外国人・大富豪というかなり濃ゆいキャラ。お金を持っている立場ゆえに、大和の気持ちやプライドを理解できず、悪気なく度々怒らせておりますが、根本は優しいスパダリ系なのです。気持ちを自覚してからのクリスは、より一層キラキラ成分多めとなっております！眩しい！
エロの割合は少な目ですが、1つ1つのコマが濃厚で…！汗がとってもエッチなので、是非凝視してください♡

Be MONSTER

©本間アキラ／大洋図書

攻め
無愛想な俺様医師
受け
求職中の天然青年

ストーリー
★★★★
エロ度　　
★
秘密　　　
★★★★★

怪談本が好きな受けは図書館でいけ好かない態度のマスクで白衣の男に出逢う。第一印象最悪の2人だったが、ひょんなことから再会し…。
受けが貧乏な理由とは？攻めが四六時中マスクをしている理由とは？誰にも言えない秘密の共有を経て、互いに心を許していく過程に萌えること必至。特に攻めの俺様で強引だけど惚れたら一途な大型ワンコみたいなところにきゅん♡受けは外見はちんちくりんなメガネくんですが、ヘタレな割に心の声の口が悪く(笑)芯の強さが垣間見えて、とんでもないお母さんとセットで応援したくなります！可愛い！！
キス止まりでとてもスローペースなCPですが、安定した画力の効力もあり、エロなしでも十分成立しています。続編があったら儲けもの！初心者さん、体格差萌えさんにもオススメです。
同録は港町のスナックで偶然出逢った純朴漁師と女装男子の純愛物語。

3ＬＤＫ、王子つき

©松基羊／ダリアコミックスe

攻め
世間知らずの御曹司
受け
貧乏美大生

ストーリー
★★★★
エロ度　　
★★★
キラキラ　
★★★★★

世間知らずの御曹司×苦学生の同居から始まるラブコメ！
自分がダメなことに気付いていない王子系イケメンってなんか可愛いですよね…！家事はおろか脱いだ服を洗濯機にすらいれない冬司が、夏大と暮らしていくうちに徐々に自分から色んなことをやるようになるという成長を見守れます。初めてのお皿洗いの時、「OK！」と良い返事をして洗い始めるのに、泡だらけに…彼はどんだけ不器用なんでしょう…
あまり学内でのシーンがありませんが、学年は同じで学部が違うようですね。一緒に住むキッカケとなるシーンでは、冬司はあまり性格の良い人間に見えませんが、初めて夏大の絵をみたときのシーンでその印象が覆されます。
最後にバックグラウンドを失ってしまう冬司ですが、社会人となった二人の話もチラッと収録されておりますので1冊まるごと楽しめます！