「君の音色を探していた」『世界の果てよりこんにちは【電子限定かきおろし付】』

BL《ボーイズラブ》

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世界の果てよりこんにちは
©猫野まりこ/リブレ出版


借金返済のために客の相手をする昴の前に突然現れたのは、絵にかいたような美形の男・シモン。事態を飲み込めない昴に対し、シモンは「君の音色を探していた」と一途に愛を語ってくる。しかも、身体の相性だけはバツグンで、たまらなくいい感じ…。いつも真っ直ぐなシモンにゆっくり惹かれ始める昴。けれど、二人の“時間”は世界の果てより遠い距離で――…?《電子限定の描き下ろしページも追加収録!》

(引用元・GiGicomi)


こんにちは、にくです。
中学生の頃、数学の先生が「ドラえもんってSFとしてよくできてんだぜ」と言っていたのを思い出しました。
お子ちゃまだった当時はわからず、ただキョトンとするばかりでした。
今でもわかりません。

わからないことがいっぱいで愛だけが奇跡を起こす今日この頃、本日ご紹介するのは猫野まりこ先生の『世界の果てよりこんにちは』リブレ出版)。

オルゴールの音色が美しいから、禁を破って作者に会いに行く。
作者が誰かわからない、オルゴールが作られた時期もはっきりとはわからない、バレたら皇子でも拘束されるから時間を掛けられない。
そんな状況で、そして皇子という身分で、取り返しのつかない危険を犯す……。
燃え盛るような一途なラブストーリーなのですが、お気づきの方もおられるかと思います。
そうです、皇子は帝国級のバカです。

地球西暦30xx年、他の惑星へ移住できるほど科学が進歩した反面、地球は人類が生きられないほど荒廃し「特別自然保護区」に指定される。
……皆様、大丈夫ですか?難しいのは最初の1ページです。がんばって。
2ページ目から知能指数がガクッと下がって安心ですね。このすっぽんぽん!
帝国の規模に負けないバカを誇るシモンは、1000年後のプレアデス星団の第三皇太子。
そして、このシモンに純潔の危機をもたらす昴は、悪徳プロダクションに騙され、裏社会の客ばかり相手をする男娼として悲惨な目に遭い過ぎてしまい、荒んでいます。
ミュージシャンの夢を諦めていたところを、シモンの真っ直ぐな愛に少しずつ頑なな心を溶かされていきます。
全部で六話、気になってどんどん読み進めちゃいます。
しかも、電子限定書き下ろし付きですよ。

笑いあり、涙あり、まさに天文学的な時間と距離を隔てて、強く切なく惹かれ合う二人。
ラブコメがいいバカ出してるけど、SFとしてよくできてんだぜ。
下の毛まで銀色のシモンが巨根とするばかりです。

bt


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