こんにちはキムキムです〜
まだ空気は冷たいですがちょっと日差しは暖かくなった気がしますね。
これって春のにおい…？というには少し気が早いかしら。
これから少しずつあったかくなるといいな〜とか思ってます。

そんな気の早いキムキムですが、ちょっと早い春を感じたのはこの作品のおかげかもしれません。すごく心あったまる作品だったんで。

©ヤマヲミ/リブレ出版

お仕事ばっかりで結婚もしてない、彼女もいないコースケ(37歳)は、リストラされてしまった夜、ヤケ酒でつぶれ、気付いたら知らない男に抱かれていました…
というハードなホモデビューしてしまったコースケを抱いたのは泣く子も黙るスーパーアイドルグループ「REAL5」の人気トップメンバー上村智樹、通称ウエトモ。
そんなスーパーアイドル様が、その日からコースケの家に通うことになり…

というお話ですね。

これね、一言でいうと

面白い！！！！！！

めっちゃ面白い！！！！！！！！

面白いのに途中から超切なくて涙出る！！！！！！

タイトルはちょ〜っと刺激的だったので「うーむ。一旦読んでみよう」という半信半疑の気持ちで読み始めましたが、すぐに超ハマって、笑ったり泣いたり大変でした(笑)

もうね、この二人のやりとりがマジで面白いのです。お笑いユニット結成してもいいくらい。そして二人の同棲(といっていいかわからないですが)が微笑ましくてしょうがない。ほのぼの感が半端ないです。

お風呂あがりのコースケさんが布団に入ると
ともくん：お風呂上がりのコースケさんほっかほか〜(抱きつく)
コースケ：重てーよ（←でもまんざらでもない）

こーゆーのね！たまんない！ほのぼの過ぎてニヤニヤしながら読みましたよ。
こんな相性の合う人と一緒に同棲、超楽しそう〜幸せになりそう〜

こんな面白くて微笑ましい内容なのに、途中からはすごく切なくなるんですよ。
ネタバレになっちゃいそうで詳しくは言えませんが、二人の関係に危機が訪れるところがね…もう切なくて切なくて。好きなのに素直に好きって言えないなんて！！！！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

もういいオッサンなので、好きなのに色々と考えてしまうコースケさんのモノローグが本当にヤバかったです。言葉自体はそんなに悲しげな言葉をチョイスしてないのに、読むと悲しく切なく胸が痛むんです。ヤマヲミ先生、すごいすごい。

この可愛らしい二人の話しの他に、心あったまる猫好きの話しも収録されているのでもう最後の最後までいっぱい楽しめる、そんな作品でしたね。

あ〜キムキムは何回も読み返しそうでヤバいです(笑)
みなさんも是非どうぞ！！！