人外BLファンタジーBLスキーには得しかない「comic marginal」から、続々単行本が配信開始しております。

本日ご紹介するのはこちら！

恋に堕ちたインキュバス

©私屋カヲル/双葉社

デリヘル淫魔×童貞ポリス!! 「どうすれば オレに堕ちる――？」マジメな新人警察官・忠正。彼は”人外対策班”に任命され、歌舞伎町で男娼をする淫魔・インクを取り締まることに。しかし、エロスの化身・インクは、真っ直ぐな忠正に興味津々で…!?私屋カヲルが描く初ＢＬはオレ様な淫魔が初めての”恋”に翻弄されるオトナの不器用 胸キュンラブ！（引用：GIGIcomi）

人外・ファンタジーBLのいいところは異種姦・異種婚の持つ禁忌さと、切なさ、エロの自由度の高さ。
本作の人外は割とポピュラーな悪魔。しかも淫魔。そしてひとりデリヘルって淫魔としては天職に就いていらっしゃるインクちゃん。

いいですよー、インク。ヴィジュアル系バンドマンのような長髪、歌舞伎町でも埋もれない派手な見た目。
お仕事のデリヘルでは、お客様の心を映した見た目に変幻自在（便利…！）、男も女も攻めも受けもドンと来いのプロ根性。
そんな人間の色と欲を全身で受け止めるインクちゃんですが、そこに存在する感情＝恋というものを知らない。そこはさすが淫魔。

で、そんな彼に挑むのは、思いを伝えられないままだった片想いをひきずった童貞刑事・タダマサ。
俺様淫魔のインクちゃんが恋に落ち、タダマサが過去の恋に決別するきゅんきゅんストーリーが夜の街を舞台にスリリングに展開されます！

ストーリーを彩るアイドル的存在はインクちゃんの尻尾。悪魔ならではの矢印フォルム。
尻尾ちゃんはインクとは別人格なのか、しょっちゅうインクに逆らったり、人間に懐いたりとか表情豊か。矢印にしか見えないのに。

そして、愛を知らないインクちゃんだからこそなのか、愛を語るセリフがなかなかに深く、名言が多いと思うのです。
ちなみにシュガーの一番好きなセリフは「処女と童貞どっちを頂こうか？」なのですが。

実際、タダマサがインクちゃんに処女、童貞、どちらを頂かれちゃうかは本編でご確認下さい！