こんにちは、シュガーです。
最近のお好みは筋肉受けです。

筋肉男子の包容力ありそうイメージに、筋肉という男そのものをまといながら内面は意外とオトメなところが素敵。

そんなところにきて、この作品。
かゆい所に手が届いた上に、なんかいろいろと刺さりまくる要素が満載です。

ぼくおじ

©きよずみ々/メディアソフト

士狼と静馬は甥と伯父の関係。そんな２人はみんなに内緒で日々愛を育んでいた。ある日、風邪をひいてしまった静馬は士狼に連れられ、病院へ行くことに。静馬が診察を終えると処方されたのはまさかの座薬で――…!?『ちゃんと奥まで、押し込まなきゃ…v』豪華描き下ろし　29ページ！きよずみ々待望のデビューコミックス。
CONTENTS 「かぜおじ」 「はつおじ」 「慟哭」 「ブルネット・ジュエル」 「不誠実な飼育」 「放課後ノ発情期」 「静馬と士狼」【描き下ろし】 「長谷川兄妹」【描き下ろし】 「あとがき」【描き下ろし】 （引用：GIGIcomi）

タイトル『ぼくおじ』。まず並びがどうかしている。
ぼく×おじ…そうです、僕とオジサンです。しかも近所のオジサンじゃあありません。
母親のお兄さん、ガチ伯父。甥っ子×伯父カプです。近いです、三親等！

攻めの『ぼく』こと士狼くんはちびっこ（体型的に）！一途！エロに貪欲！
受けの『伯父さん』こと静馬さんは筋肉！雄っぱい！あごヒゲ！ドクター！

狭いフェチ心にガンガン攻めてくるビジュアル＆設定の応酬です。

あの…ちびっこ攻めのキュンと来るところは、「好き」と「エッチしたい」の気持ちを理性でコントロールできずに、とにかくもうがっついてしまうところなんですね。

そして、大人な受けがそんな青い欲望のカタマリをふんわり包み込んでくれた上に、なんだかんだでおとな気なく乱れまくっちゃって、事後に「やれやれ」って言う…最高だな、おい。

そんな要素をしっかり内包したラブラブでエロエロでハッピーな士狼×静馬カプに癒される表題シリーズですが、そのあとに収録された静馬さんの少年時代～の過去が編が、とても切ないし、壮絶すぎて…
これを読むと、士狼の存在がどれだけ静馬さんを支えているのかがよーくわかって、前半では思いもよらなかった感動がふつふつ沸いてきました。
あわや、電車内で泣くところでした。

士狼くん、本当に生まれてきてくれてありがとう！

表題作シリーズのほか筋肉受けスキーにはたまらない短編、痛めなダーク短編など充実な一冊です。

是非読んでみて下さい！