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年下センチメントの恋

©平喜多ゆや／徳間書店

攻め
老け顔DK
受け
超童顔の書店員

ストーリー
★★★★★
エロ度　　
★★★
溺愛　　　
★★★★

この作品の魅力は何と言っても受けの日下さん！病弱という訳ではないけど、儚さや色気を纏う細い身体。芯が強く物事を達観しているドライ寄りな性格と裏腹に、飯島だけに見せる少女のような初々しさ。デレた時の破壊力も然ることながら「続きをしたいと思うんだが…どうやって誘っていいのか分からない…」と背中越しに顔を赤らめながら言う場面で完全にノックアウトされること間違いなし！！！
猫舌で熱々のうどんが冷めるまでじっと待つ姿や、作業中に下宿の訳あり女子から貰ったウサギゴムで前髪を結ぶ姿(ファッションに無頓着w)も可愛いすぎて…これほどパーフェクトな誘い受けちゃんもいないと思います。攻めの飯島も大学時代と打って変わって、気遣いのできるいい男で、両想い後に全く愛を隠さないところが可愛い奴です。再会愛あり、本を廻る騒動あり、スピンオフ作の長谷川×上野(年下ノンケ攻めvs年上美人受け)アダルトラブあり、ユギ先生らしい、1秒も飽きさせない人間模様がぎゅっと詰まった一冊です。
エロ＜物語派の方にオススメ♪

間宮書店の秘めごと

©星た／ジュリアンパブリッシング

攻め
１）新人バイト
２）書店員
３）店長の同級生
受け
１）学生バイト
２）出版社営業マン
３）書店店長

ストーリー
★★★★
エロ度　　
★★★★
職場内ホ●率　
★★★★★

今回のテーマにふさわしい、まるっと全部書店員の恋で埋め尽くされた夢のような一冊をご紹介します。
オムニバス形式で綴られる、駅近で品揃えも豊富な人気の『間宮書店』で繰り広げられるラブにきっとご満足いただけるでしょう！
ワンコなゲイくん×ノンケ学生のバイト同士のお話は、恋愛初心者の甘酸っぱいすれ違いがズギュン♥ときます！お次はドS書店員さんと出版社営業マン♥スーツでメガネで片思い…たまらんよ営業マン！とことんドSな書店員さんに心も体も攻め抜かれて…恋の成就はいかに！？そしてラスボスはやはり店長さん♥いつもスタッフを温かく厳しく見つめる父親的存在。その秘められた過去に何が！？同級生との再会で二人の時間が動き出す！
きゅんきゅんハッピーでホ●だらけの間宮書店。実在したら、絶対通いつめる…！

書店員のオススメは

©黒沢椎／徳間書店

攻め
新人書店員
受け
店長

ストーリー
★★★★
エロ度　　
★
一途　　　
★★★★★

ガテン系ノンケ×真面目系ゲイの職場恋愛♡
会社の倒産をきっかけに、肉体労働系から書店員へと華麗に転身！…というわけにもいかず、なかなか上手くいかない日々。店長の桜井はいちいち細かいしもう嫌だー！と思っていたけど、やっぱり筋が通っている怒り方なので最終的には飲み込んでしまう。
二人の関係が変化したキッカケは、鬼の店長である桜井の泣いているような表情をみたときから。昔付き合っていた相手がずっと好きで、倒れてしまうほどの未練を抱えていた桜井を救ったのは、天地が作成した無骨な手書きポップ。固執していた心が解けていく様子に、やっと幸せになれそうだと読んでいるこちらもホッとしました。
同時収録の「ヒーローのうた。」は同じ書店で働く学生バイトくんとストリートミュージシャンのお話！こちらは表題作とはまた違った味で、一癖ある雰囲気がとてもステキなお話となっております。

誰にも愛されない

©山田ユギ／リブレ

攻め
出版社営業
受け
古本屋店主

ストーリー
★★★★★
エロ度　　
★
名作期待値　
★★★★★

親を知らず誰にも必要とされず生きてきた孤独な青年・昭彦が、初めて自分の存在を認めてくれたのは、彼よりも長い年月を独りでいた吸血鬼・津田。自分を危険から救ってくれた津田に恩を返すため、かいがいしく津田の元に通っているうちに彼の持つ吸血鬼特有のエロスにあてられて、思わず…♡
津田に依存気味の昭彦と、彼を自分の世界に引き込ませないようにどこ一歩引きつつも、決して邪険には扱わない津田の微妙な距離感がたまりません！そして物語を動かすであろう、津田を吸血鬼に変えた男（まさに吸血鬼！と言った感じの風貌）の登場。
物語はまだまだこれから！ですが、名作の予感半端ない作品。60年代日本の昭和テイスト、吸血鬼というダークな存在をみちのくアタミ先生の耽美な絵柄でご堪能ください。

純情書店

©海行リリ／プランタン出版/Canna Comics

攻め
装丁デザイナー
受け
書店員

ストーリー
★★★★
エロ度　　
★★
格差　　　
★★★★

そのクマさんのトレーナーたちはどこで買っているの！？と不思議なほどの種類を持っていますね、伊織くん。いや、めっちゃかわいいんですけれども。ピュアさも加わり、とても大学生とは思えません(いい意味で)
スパダリにみえて、ただの溺愛攻めで少しカッコ悪いシーンなんかもある工藤が憎めない！あんな一生懸命に愛を伝えられたらそりゃあ落ちちゃいますよね…！もともと伊織のことが気になって書店に通いつめただけあって、押しも強い印象です。
個人的には同僚の島崎も嫌いではないので、彼をメインとしたスピンオフが読みたかったところです(笑)
一冊を通して、男同士ゆえの葛藤成分は少量となっておりますので、あっさりした甘いストーリーがお好みの方にオススメ！