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あさはらたそかれ

©はやりやまい／大洋図書

攻め：高校球児
受け：映画ブロガー


一方は3駅先まで走って朝練に向かう途中、一方は徹夜明けの仕事の後寝る前の散歩の途中。高校球児と在宅ブロガー。
かなりの年の差、まるで違う世界に生きる2人が出会った早朝。
意識はすれど、すれ違うだけの2人が、ちょっとしたきっかけで近づいていく。
高校球児・純一郎くんのまさに高校球児らしい坊主頭と鍛えられた日焼けボディに童貞ならではの一途と純情とよこしまな恋心は、こじらせた大人な在宅ブロガー・澄山さんでなくてもノックアウトされちゃうよ…！
野球選手としても攻めキャラとしても将来有望！ほんと、末恐ろしい高校生でございます。
年の差はありますが、お互いノンケ同士…もちろん男性相手は初めてで、大人の余裕が全く見せられず、がっつかれた初体験も始終リードされっぱなしの澄山さんも情けなかわいい！
こんなかわいい恋をしながら、純一郎くん、しっかり甲子園出場しています。この時期に読むと甘酸っぱさアップ間違いなしの一冊。

本日からの隣人愛

©さがの／ダリアコミックスe

攻め：野球部の捕手
受け：フェラがしたい幼馴染


ホモじゃないからという微妙な精神抵抗もありながらも、フェラがしたくてしたくて堪らないから代わりにフランクを食べる…というバカな行動をする幸太が表題作の受けでございます。これぞ思春期。
流石の幼馴染にもこんなこと頼めない！じゃあどうしたら！と思いついたのがセルフフェラ。バかわいいですね！そしてまんまと現場を幼馴染の清志に発見されます。鍵はかけようね！バかわいいですね！！
見つかったことがきっかけで念願のフェラデビュー。そしてただの幼馴染から抜き合いをする関係へと進みます。普段は子ザルのような幸太ですが、感じている顔がとてもエロくてギャップ萌え！少し残念だったのは、ｺﾞｯｸﾝがなかったこと。舐めたいだけで、飲みたいわけではないのですね…。
当て馬である後輩くんの告白から、精神面の方も関係が進んでいきます。この後輩くんの気持ちや清志の断り方がリアルで…運動部ならではの上下関係、先輩に対する憧れから恋心に変化することってけっこうあるのではないでしょうか。
本編とはあまり関係ありませんが、エロ本が収納されている英和辞典の名前が”CHERRY”でクスッときてしまいます。

童貞王子！！

©時逆拾壱／ジュネット

攻め：ピッチャー(後輩)
受け：キャッチャー(先輩)


脱・童貞を掲げて入学した高校で、野球部の先輩に一目惚れ♡
ついつい「先輩を甲子園に連れて行きます！！」なんて大胆告白with鼻血で、脱・童貞だけでなく甲子園を目指すことになった野球小僧。そんな簡単に言っちゃっていいの！？と思いきや、実は中学でエース級の投手だったって、なんという愛の引力！
甲子園は目指せそうですが、先輩との関係は…！？先輩のユニフォーム姿で妄想オ○ニーしちゃう、部活中も先輩のハンドサイン（股間で展開）にやっぱり鼻血をただ流すだけ…エロス直結のさすが童貞！な悲しい片想い。
そんな中、いわゆる女房役♡としてまさかの手コキ…！？
エロいっぱい！熱血！青春＆性春！甲子園と脱・童貞を目指す野球少年のひと夏の熱い思い出！

Affair [アフェア]

©鹿乃しうこ／徳間書店

攻め：バイの有名プロ野球選手
受け：お節介なカフェ店員


お節介を焼く度に男に惚れられトラブルに巻き込まれてしまう魔性のカフェ店員と、彼を取り巻く男たちのご近所物語。
お節介と聞くと少しウザいイメージがありますが、その真っ直ぐな性格とキュートな笑顔で憎めなくて可愛いマスコットみたいな魅力的なキャラクターに描かれています。
脇を固めるキャラも、受けの永遠の憧れ・ヒゲの渋めカフェ店長、店長にベタ惚れな常連の大人女子、受けの騒がしいバカな親友とバラエティに富んでおり、とても賑やか！
肝心の攻め様は怪我に揺れるプロ野球選手…なのですが、受けも決定的な態度を取っていないため厳密に言うとこの作品にはカップルらしいカップルはいないかも知れません。
それでも、ガキなんぞ範囲外と鷹を括っていたはずの攻めのガンガンアプローチは止まらず、強引に唇を奪われる展開や「本当に俺が心配だったらそんなセリフよりヤらせろよ」という臭めのセリフも熱いです(笑)
基本的に夢を追いかける主人公中心の優しい雰囲気のお話で、前記のようにキス止まりですので、BL初心者さんやほのぼの好きさん等にもオススメのシリーズとなっています。

ふくろうくんとカレ

©山本小鉄子／大洋図書

攻め：野球選手
受け：新人アナウンサー


「チュチュンがチュン」のスピンオフで、前作では当て馬だった名スラッガー白鳥麗一が主役となるお話です。
すこーし貞操概念がズレている遊び人にペろりと食べられ、まんまと惚れちゃう可哀相な受けは新人アナウンサーの梟くん。どちらかというと地味で野暮ったい印象の彼ですが、いつも一生懸命で頑張っている様子がとてもかわいい！
最初は「もっさりしてんなー」とか「タイプじゃない」と言っていた白鳥が両想いだとわかって泣いちゃうシーンもキュン♡
アナウンサーとして知名度も人気もあるようなので、交際を隠している様子もない彼らはお話が続いていたらそのうちビックカップルとしてスクープされていたかもしれませんね(笑)
この作品だけでも内容はわかりますが、大鷹×チュンのカップルも出てくるので前作を読んでからの方がより楽しめるかと思います！

以上、【野球BL5選】 でした★
ぜひぜひ読んでみて下さいね！