表紙画像から作品ページに飛ぶと無料サンプルが読めちゃいます！
※ご注意※
直接的な描写がない為、攻め受けの区別は主観により表記している作品がございます。
また、”キスまで”は表題作に関しての判断となりますので、予めご了承下さい。

スロースターター

©市川けい／リブレ

攻め：引越しのため電車通学を始めた高校生
受け：同じ電車に乗る他校の高校生


通学する電車にいつも乗り合わせる他校生。気になる存在から声を掛け合い「友達」と呼べる程の仲になるにはそれほど時間の要りませんでした。でも、その先は…？幼馴染でもなく、同級生でも同じ学校でもない「他校」という絶妙な距離感と、ごくごく普通の男の子ならではの心の揺れ。
イレギュラーな用件でいつもの電車に乗れなかったら「どうしたんだろう？って思われないかな」×「もしかして俺変なこと言って時間ずらされたかな」と、お互い心配しあっちゃったり（ここでメールしないのがまたいい）、文化祭に行って意外な一面を見て心躍ったり、自分の知らない人間関係に溶け込む相手になんともいえないモヤモヤ感に襲われたり。
なんなの、この絶え間なく押し寄せる甘酸っぱさは…！？さわやか・青春・ときめきに経年汚染された心が洗われていくようです。
（続編『スロウデイズ』では、ちょっと大人になった2人が…♥）

今はかわいいバンビーノ

©中陸なか／ジュリアンパブリッシング

攻め：新人バイトの高校生
受け：教育担当の大学生


イタリアンレストランのアルバイト同士、新人と教育係で出会った2人。
ガタイがでかい&一見クールで落ち着いて見えてもやはり新人、高校生。初日からの失敗をフォローしてくれた先輩にほぼ一目惚れしてしまい、そして即告白の若さ溢れる行動力！
でも先輩はノンケで突然の告白に戸惑うばかり。ここで普通なら体格差で後輩が先輩をねじ伏せてアレコレしてしまうところですが（先入観）、この子は違います。みっちりシフトをあわせてきたり、熱い視線を送ったり、食事のお会計をさりげなく済ませておいてくれたり。好きな人にかっこよく見せたい、普通の恋する高校生にキュンキュンします！
正攻法で向かってくる高校生の純情に先輩の答えは…？ハートフルすぎるBLにときめきが止まりませんよ！

花とクルミと甘い生活

©涼子／大洋図書

攻め：腕の良い花屋
受け：小動物系アシスタント


ノンケ受けの失恋から始まります。
インターンで入ったフラワーショップは片想いしていた人の弟のお店なのですが、仕事はできるのに私生活がとにかくだらしない(笑)

仕事は中々させてくれないし、ペットみたいにひまわりの種を与えられるし、振り回されっぱなしの実くん。
散々振り回されながらもゆっくりと関係が築かれていくなかで、裕司から無意識に引きとめる言葉が出たときはキュンとしました！
物語に大きな起伏はなく二人の仕事と日常がじっくりと描かれている印象。林さんがゲイ設定だったのに、スピンオフが収録されていないのは少し残念。
同時収録はチャラい学生×美人会社員のお話で、美人受けが徐々に絆されていく和みBLです。

ハツコイの彼方

©水渡ひとみ／海王社

攻め：一途純情大学生
受け：初恋拗らせクール大学生


『帰り道で恋に惑う』のスピンオフです。
現在は父のパートナーである元先生にずっと片想いしていた受。叶う事はないと知りつつも、他の誰かに本気になることはもうないだろうと考えていた頃、大学で再会(初対面の記憶なし)した明るくてお調子者の男。彼の存在が些細な一件から自分の中で大きくなっていき、今まで知らなかった感情が次々と揺さぶられ二度目の恋が始まる―――。
初めは達観していて若さが感じられなかった受が、だんだん年相応の顔を見せるようになるのが萌える！攻は普通にモテるようないい子なのに、女子やシモの話になると赤面するのが可愛いくて、そんなギャップを見せられたら好きになるのは必然かと！
しっかり恋の種を落としている出逢い方も青春してて、甘酸っぱさ満点の一冊♡
同時収録に年下×年上のヤンキーDKCP『獣シリーズ』も！

美男葛の庭

©松本花／芳文社

攻め：天然男前リーマン
受け：ツンデレ座敷童(仮)


サネカズラ(別名ビナンカズラ)の赤い実がなる庭で生まれた、ほのぼの縁物語。
幼い頃から慣れ親しんだ亡き祖父の家に住むことにした攻は、昔その庭で出逢った誰にも見えない不思議な「彼」と念願の再会を果たす。姿形はあの頃のまま…可愛い座敷童(仮)との秘密の交流が始まり、合コンそっちのけで餌付けに勤しむ攻。子供みたいに無邪気で純粋な彼だけど、会社でモテてるのに気付かない鈍感な面も。
受はまるで猫みたいで、食べている時の表情がとっても可愛らしく、ついムラムラしてしまう攻に納得＆同情。可愛げしかないこの歳の差CPがコタツを囲んで仲良くスイーツを頬張る姿…マイナスイオン半端ないっす…！
一枚の写真をキッカケに展開する初恋の行方、そして座敷童の正体とは。初キスを境に受目線に切り替わるので、両者の思惑ダダ漏れで彼らの恋を見守ってる感があり、謎明かしも含め、読ませる構成となっています。若かりし祖父と「彼」のお話も必読！

以上、【キスまでBL5選】 でした★
ぜひぜひ読んでみて下さいね！