振り替え休業にこんにちは、シュガーです。

2016年の3月も残すところ後わずかとなりました。そしたらもう4月ですよ。
出会いと別れの季節ですよ。
特に何にもなくてもキューーーンときちゃう季節ですよ。

そんなところに、こんな作品をご紹介。

みんな甘酸っぱさに身悶えてしまうがいい。

好きの先のキミのこと

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©佐倉しいね／大洋図書

竹田悟には悩みがある。
イケメンでキラキラでモテ男の藤堂要になぜか気に入られ、毎日言い寄られていることだ。
俺は地味で普通で平凡な日々を過ごしたいのに！
気づけば藤堂のペースに巻き込まれ、気づけば藤堂がいるのが当たり前になっていて！？（引用：GiGicomi)

ごくごくごくフツメン。当たり前のようにノンケ。健康・健全な男子高校生が、イケメン・モテモテくんに愛されてしまったら。
普通の少年、竹田悟くんは、一般的な反応としてその愛情を拒否ります。
うん、普通だもんね。

その上、モテモテな藤堂要くんが悟くんラブは周知のこととなり、要くん目当ての女学生たちに恨めれるという泣きっ面にハチ状態。
ますます要くんとどうのこうのなんて考えられるわけがありません。

しかし、藤堂要くんはあきらめず、果敢に悟くんへのアピール。健気！
ここで、ころっと恋に落ちればあとはラブラブ甘々合体タイムとなるところでしょうが、この作品ではそうはいきません。

2人はじりじりと近づいては離れを繰り返して距離を詰めていく。
普通の男の子だもんね。男子と恋するには葛藤もあるし、慎重になるし、でも嫉妬でいっぱいになったり。

少年らしい潔癖さと下心と恋心のバランスが、そりゃあもう甘酸っぱい甘酸っぱい。

そして、この2人に関わったばかりに、不良な年上の男ツトムさんの餌食となってしまった（？）小山くんが愉快。

少年たちのかわいい恋模様にきゅんとしちゃう、3月連休の最終日。
素敵な過ごし方ですよ★