こんにちは、シュガーです。
ベランダのプランターで育てたパクチー（香草とかコリアンダーとも）で作るヤムウンセン風なサラダが美味くて調子がいいです。
ヤムウンセンというのはタイ料理。タイと言えば…オネエ。
ということで、本日はONEe（オネエ）FESを開催します！

開催早々、メインのイベントです、題して【第1回・新旧オネエ対決】！
先攻は、最新のオネエよ、カモンッ。

『2丁目の小さな魚』河井英槻 / リブレ出版

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©河井英槻 / リブレ出版

「あなたの為なら…俺の人生なんて捨ててしまってよかった。」高校時代つるんでいた春信先輩に言えない恋心を抱いていた憲二。気持ちを隠し続けることに限界
がきた頃、憲二は地元から姿を消しニューハーフパブで働き始める。数年後、客として来店した春信先輩に出会い、忘れようとしていた感情がざわめき始めて――
―？　珠玉の切ない恋物語、4話収録！
（引用元・GiGicomi）

最新オネエはBLから。
恋心を秘めたまま、愉快な後輩のまま姿を消したのに、想い人との再会はお勤め先のニューハーフパブ。もちろん女装。
この状況は切ない、すごく、切ない。でも嬉しい！
そんな状況に置かれた憲二くんが乙女で健気で、かわいくて仕方がありません。
一方の想われ人春信先輩は、そんな憲二の自分に対する恋心を知ってか、それともかつてのつるみ仲間との再会を単純に喜んでいるのか、連絡先を教えてくれたり、誕生日に同伴を申し込んできたり。
はーーー…これは、舞い上がっちゃいますよ。
でも、先輩はノンケで、だから、先輩のために女になりたくて、きれいになりたくて。
憲二のピュアすぎる恋心を、全力で応援したくなる作品です。

表題作のほか、『曙町1丁目』では、二等辺三角関係な三角関係？
『阿佐ヶ谷南四丁目』の商店街裏路地アパートでは、美人メガネリーマンが外国人労働者との逢瀬が。この恋もすごくいい！エロくもあり、ときめきもあり。
ぜひ読んでいただきたい作品です。

最新オネエコミックはきゅん！とします。（どちらかというと女装オネエよりも通常男性バージョンの方が多めですけれど）

【2丁目の小さな魚】

後攻オネエはレディースコミックから。

『百貨店の薔薇』汐見朝子 / 松文館

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©汐見朝子 / 松文館

キャリアウーマンの園子サンは、店長秘書に抜擢されて大ハリキリ。ところが、なんとこの店長サンは……オカマだったのです！
（引用元・GiGicomi）

なんと、初めのコミック発売は1980年代。ざっくり30年ほど前。
幼き日のシュガーが愛読していて、両親を全力で戸惑わせたこの作品。
まさか…まさか、GiGicomiで再会するなんて！！ありがとうGiGicomi！！

で、作者はレディコミ界重鎮のおひとり、汐見朝子先生。濃い目ゴージャスな絵柄で、大人の恋愛模様を描きます。
さて、本作はそんな先生が描いたラブコメ…いや、セクシー・ドタバタ・ギャグ（SDG）まんがと申せましょうか。

30年前ですから、PCもワープロ、スマホはもちろん、携帯電話、ポケベルですら登場以前。（しょっぱな園子さんに与えられた仕事がタイプ打ちですもの）
テクノロジーのギャップに加え、今では「だ…大丈夫かな…」と少々心配になってしまう言葉や、80年代のギャグ漫画表現に震えがとまりません。

百貨店店長はオネエ（この作品ではオカマ）の薫さん。で、彼の秘書に抜擢された園子さん。二人をめぐる愛憎と笑いあふれる作品です。
フェロモンむんむん匂いたちそうなキャラクターは、オカマの薫さんはじめ、レズビアンなマダム集団、薫さんのち●こを追う性転換手術専門ドクター、薫さんの貞操を狙う幼馴染のガチホモ氏など、よりどりみどり。
オカマなのに、園子さんが気になりはじめる…なんて、軽いラブコメ要素をはらんで、楽しく読める異色レディコミです。

手放してしまった、懐かしい作品に皆様も再会できるかもしれません。
ぜひ作者名、作品名で検索してみてください♪

【百貨店の薔薇シリーズ】

以上、シュガープレゼンツ夏の日スペシャルONEe（オネエ）FESでした！