こんにちは、シュガーです。

先週ご紹介した『桜花 咎の契【新装版】』に続いて、今回も歴史モノをご紹介。

衝撃の冒頭ページ。
シュガー、女だけど‘ﾋｭﾝ!’としました。

今日は『●』が多い記事ですよ！

『皇帝と宦官』日野晶 / リブレ出版

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©日野晶 / リブレ出版

「何これ？　おもらし？（笑）」海燕は宮廷で働く宦官。歌や踊りを披露する学芸員を務めている。ある日、偉そうなおっさんに海燕にいきなり城の外に連れ出される。おっさんと過ごす街での時間は楽しいことばかり。浮かれる海燕であったが、宮廷で帰りを待っていた美貌の宦官・麗琳に鬼畜でHなお仕置きをされてしまう！　嫌だと泣いても麗琳の責めは執拗で、海燕はぐずぐずにとろけた果てに粗相をしてしまい…!?　嫉妬と欲望が渦巻く、淫靡な宮廷ドラマ開幕！
（引用元・GiGicomi）

主人公は宦官・海燕。
宦官というのは…まともに説明するとえらいことになりそうですので、ざっくり言うと。
宮廷で働く、ち●ち●を切った男性のことです。どうして、ち●ち●切るかというと、王族がち●ち●切った男子を集めて喜ぶ変態様というわけではなく、万が一にも女官や貴妃様方と「間違い」が起こらないようにするため、だそうで。

でも、「男性のシンボル」って言うくらいですから、ち●ち●切るなんて、相当な覚悟と葛藤と事情がなくては…きっと、さぞかし悲壮感漂うシリアスな物語？
と、思いきや、この主人公ったら。『住み込みとお給料を前にしておれのち●こがなんぼのもんか』…って、やだ///すっごく潔い！
重くなりそうな時代、設定、諸々を海燕の無邪気＆天真爛漫さが明るく軽く見せてくれます。こうなると、多少おバカなところもキュートよー。

お相手の皇帝との出会いは勘違い。当初からしばらく海燕は、皇帝を『偉そうなおっさん』と認識。宦官には禁じられた城外へのお出かけで歌う、飲めないのに飲む、酔うコンボ。持ち前の無自覚な無邪気を発揮して皇帝のハートもキャッチしちゃった模様。

夜の床の方はどうかと言えば、まだ幼さの残る身体。ち●ち●切ったためか、男とも女ともつかない妙な色気に、無邪気が加わって、お好きな方には堪らないでしょう。
手を出すつもりのなかった皇帝だって、うっかり手を出してしまうほど。
実は、こういう手合いが恐ろしい魔性っぷりを発揮するのですよね。

皇帝の愛人となってしまったことで、海燕は早くも宮廷内の愛憎劇に巻き込まれていくようです。
予告ページの皇帝様、『…もっと痛めつけてやれ』って、超怖い台詞をこれまた超怖い顔で言ってますけど！？
誰をどう痛めつけるつもり？

2巻も配信したばかり、女子の大好物、宮廷ドラマをBLでお楽しみくださいませ。
（シュガー）