懐かしくて、面白い。プリクラと同い年。『Kiss Me プリーズ』麻生歩

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©麻生歩/実業之日本社

芸能人の厚郎と尚人。シロートだけど女の子にモテモテな弘也と末っ子のカワイイ裕くん。ひな子はひとつ屋根の下で彼らと暮らすことになったが、ハデで女好きの彼らとの生活は、毎日が驚きの連続で~~☆☆☆

こんにちは、にくです。
2月最後の週ですよ。しつこく寒いですね。
恋人がひっつき合う口実がしつこくありますね。ちきしょーめ。

全然悔しくない私が今回ご紹介するのは、麻生歩先生の『Kiss Me プリーズ』(実業之日本社)です。
懐かしくて、面白い。1995年発売の少女漫画。もう20年前の作品ですよ。
「時が経つのは早いねぇ」としみじみしてる小学生を見て、心の中でツッコミを入れていた中学時代の思い出が、頬をかすめる風に乗ってほのかに薫りました。

ひな子は流行の話題に乗らない、ちょっと付き合いの悪いやつです。
しかも、学校が終わったらいつもすぐ帰っちゃう。
チョベリグなSPEEDで駆け抜けるのか……!?というとそうじゃないんです。
ガンで闘病中のお父さんのお見舞いに行ってるんですよ。
お母さんはショックで蒸発しちゃっててですね……。

「うわ~重たい。昔の少女漫画重たい」と思ったあなた。
大丈夫です。読んでみて下さい。
少女漫画らしい可愛らしさとともに、たくましさもあって、ノリのいいラブコメなんですよ。

そんな大変な状況で、見舞いに来てくれたお父さんの会社の社長さんが、なんとおウチでお世話をしてくれることに。
そして、四兄弟の厚郎、尚人、弘也、祐君と一つ屋根の下で暮らすことになるんですが、厚郎は音楽バンドMADのメンバー、直人はモデルですよ。
実はひな子はMADのファンなんですが、喜んでイチャイチャという展開にはなりません。
弘也とはベタにぶつかり合うんですが、セリフが威勢良くて痛快です。
わかりやすく仲良しこよしにはならないけど、芯の強さを見せてくれるところが魅力です。

記事:にく

bt


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