緋色の殺意

前の会社が倒産し、スーパーで働くことになった津村恵利子は、自分のロッカーを以前使っていた女性が先週殺されたと知って驚愕する。その後、恵利子はそのロッカーから男もののカフスボタンを見つけて主任の岡崎に渡し、そのまま帰宅する。しかしその翌日、不自然なほど山積みにされた冷凍食品の中で岡崎の死体が発見される。そして犯人の魔の手は、恵利子にまでも忍び寄り……！？　他2タイトルを収録した傑作ミステリー短編集。